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出火直後の処置

119番通報

消防署のオペレーターと次のように伝えてください。
①住所を伝えます

②何が燃えているか、炎の高さや煙の量を伝えます。
③建物の場合は何階建ての建物で、どこが燃えているか伝えます。
④可能であれば消火できているか、けが人や逃げ遅れはいないかを伝えます。

🔹通報は、まず自身の安全を確保してから行ってください。通報した後は、隣近所にも火事であることを知らせ、危険ですので建物の中に戻らないでください。

🔹「火事だー」と近隣の方々に伝えてください。

🔹実際の火災の場合は,通報の時点ではっきりしなかった情報が判れば第2報を入れてください。(「消火器で消火した。」「逃げ遅れていた人を避難させた。」などを伝えます。)

 


初期消火(屋外退避後)


火事の炎の高さが部屋の天井に届くようになると、室内での初期消火は限界です。避難しましょう。

 

次に、家を出て、外からの消火活動です。

消防車を出動要請してからの現場到着所要時間が全国平均で約10.3分(令和5年度)かかります。その間に住民の方が初期消火に担ってもらいます。当自治会内には、消火栓8か所、消火箱5箱を設置しております。

 

初期消火器具を用意していますので、進んで使いましょう。

 

消防ホースを消防箱から出して引き延ばすときの方法には順番があります。間違えると元栓を開けても放水できません。方法は次のリンクボタンから確認してください。



救出

やけどの対処

外に避難させ、やけどの状態のまま衣服を無理に脱がせると、やけどをした皮膚を傷つけるので、着たままの状態で水をかけて冷やします。

そのあと、

🔹意識がなく呼吸がない場合→心肺蘇生

🔹意識がなく呼吸がある場合→窒息しないように横向きに寝る(回復体位)

🔹意識も呼吸もある場合→必要ならば応急手当て(熱中症なら冷却、出血なら圧迫出血など)


消防隊の到着

消防隊が到着したら,以下の情報を提供してください。 

🔹全員避難したか?逃げ遅れはいないか?

🔹負傷者はいるか?(何名?負傷の程度は?) 

🔹出火箇所はどこか?何が燃えているのか?燃えている範囲は? 

🔹初期消火は成功したか?